ペンタスロンプロジェクト答申


1.開催する意義について
○普段の専門種目と違う競技を気軽に楽しむことができる。
 成長期において、早期に専門種目を絞り込む傾向があり、故障や「燃え尽き現象」の危険性が懸念される。息の長い陸上競技とのつきあい方を提案してきた。

○参加者のコミュニケーションを図ることができる。
 高校生、卒業生、他校競技者、その他競技者が相互にコミュニケーションを図ることができた。

○遊びの要素を大切にしてきた
 競技会であったにもかかわらず、従来の形式にこだわらない工夫があった。

2.内容について

○混成競技を通して達成感が得られる数少ない大会である。
 走、跳、投の3要素をミックスし、1日で終結することができる種目設定は適切であった。

△参加対象があいまい
 高校生なのか、OBなのか、それ以外なのか具体的な参加者像をもつことが必要である。

3.運営することについて

○記録管理が充実
 コンピュータ集計システムによりリアルタイムに誰でも競技の流れが把握できた。

△開催時期と場所
 11月世田谷にこだわる必要はなく、弾力的に考えてもよいのではないか。

△資金
 スポンサーを探すか、参加料の値上げにより対応することが必要。

△知名度が低い
 ペンタスロン大会の知名度が低い。口コミ情報が主体であったが、宣伝が必要。

△スタッフ不足
 一人何役もこなしてきたが、安全な競技会運営を維持するための人数が確保できない状況である。スタッフへの呼びかけが足りない。繰り返し実施することにより、意欲の低下を招いている。

4.まとめ

 ペンタスロン大会を開催する趣旨について、この5年間で訴えていきたいことを言い尽くしてきた。このことは参加者にも十分に伝わっているものと理解している。
 2000年の実施に向けて、解決すべき問題が明らかになった。鍵となるのは意欲と行動である。続けることの難しさを痛感することになった。根本的な問題は、気のゆるみによる事故である。ペンタスロン大会には危険を伴う種目設定もある。今までスタッフの努力により最低限の人数で運営し、事故を回避してきた。しかし、これ以上のスタッフ減少が続けば安全の確保がより難しくなる。無理を押して継続開催することは容易であるが、2000年は勇気ある断念を決意する。
 ペンタスロンの楽しさをより多くの人たちに味わってほしいという気持ちを捨てたわけではない。大会運営のマニュアルを青山ACで保持し、会員以外にも公開する。若いスタッフが立ち上がり、いつの日か再開することを期待している。